“ひきずり”の漢字の書き方と例文
語句割合
引摺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又頽然(ぐたり)となると、足の運びも自然と遅(おそ)くなり、そろりそろりと草履を引摺(ひきずり)ながら、目的(あて)もなく小迷(さまよ)って行く。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
もとより何故(なにゆゑ)といふ理(わけ)はないので、墓石(はかいし)の倒(たふ)れたのを引摺(ひきずり)寄(よ)せて、二(ふた)ツばかり重(かさ)ねて臺(だい)にした。
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
いわばすッてんてんの着(き)のみ着(き)のままで蛆(うじ)が湧(わ)くのも面白(おもしろ)かろうと、男(おとこ)やもめの垢(あか)だらけの体(からだ)を運(はこ)び込(こ)んだのが、去年(きょねん)の暮(くれ)も押(お)し詰(つま)って、引摺(ひきずり)り餅(もち)が向(むこ)ッ鉢巻(ぱちまき)で練(ね)り歩(ある)いていた
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)