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頽然
ふりがな文庫
“頽然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たいぜん
64.7%
ぐたり
17.6%
ぐつたり
5.9%
がっくり
5.9%
ぐったり
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいぜん
(逆引き)
六十一というにしては、ひどく
頽然
(
たいぜん
)
としていますが、これが半生金儲けに熱中して、石原町の鬼と言われた人間の死顔とも思われません。
銭形平次捕物控:145 蜘蛛の巣
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
頽然(たいぜん)の例文をもっと
(11作品)
見る
ぐたり
(逆引き)
又
頽然
(
ぐたり
)
となると、足の運びも自然と
遅
(
おそ
)
くなり、そろりそろりと草履を
引摺
(
ひきずり
)
ながら、
目的
(
あて
)
もなく
小迷
(
さまよ
)
って行く。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
頽然(ぐたり)の例文をもっと
(3作品)
見る
ぐつたり
(逆引き)
俊男
(
としを
)
は見るともなく
自
(
おのづ
)
と
庭
(
には
)
に
蔓
(
はびこ
)
ツた
叢
(
くさむら
)
に眼を移して力なささうに
頽然
(
ぐつたり
)
と
倚子
(
いす
)
に
凭
(
もた
)
れた。
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
頽然(ぐつたり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
がっくり
(逆引き)
と袖を擦並べたお孝の肩に、
頭
(
つむり
)
を
支
(
ささえ
)
たそうに
頽然
(
がっくり
)
となる。のをお孝が向うへ、片手で
邪慳
(
じゃけん
)
らしく、トンと突戻した、と思うと、その手を直ぐに、葛木の膝へ。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
頽然(がっくり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぐったり
(逆引き)
赤熊は、まじまじとして、
頽然
(
ぐったり
)
と
俯向
(
うつむ
)
いたが、
太
(
いた
)
く恥じたらしく毛皮の袖を引捜すと、何か探り当てた体で、むしゃりと
噛
(
か
)
む。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
頽然(ぐったり)の例文をもっと
(1作品)
見る
頽
漢検1級
部首:⾴
16画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“頽”で始まる語句
頽
頽廃
頽勢
頽廃的
頽齢
頽廢
頽唐
頽雪
頽廢堂
頽折
“頽然”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
モーリス・ルブラン
三島霜川
二葉亭四迷
野村胡堂
泉鏡花
国枝史郎