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任那
ふりがな文庫
“任那”の読み方と例文
読み方
割合
みまな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みまな
(逆引き)
日本書紀では、
崇神
(
すじん
)
天皇の御代の末、朝貢の使が
穴門
(
あなと
)
(今の長門)に来つたが、天皇崩御後なので、
垂仁
(
すゐにん
)
天皇が父天皇の御名を取つて、
任那
(
みまな
)
の国号を賜うたとある。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
第二十一代の天皇
雄略
(
ゆうりゃく
)
の時代には、
吉備田狭
(
きびのたさ
)
が反抗した。そのはじめに、天皇は、田狭を
任那
(
みまな
)
国司として差しむけ、そのあいだに田狭の妻を手にいれて、自分の妻にした。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
その
後
(
ご
)
、
南朝鮮
(
みなみちようせん
)
には
三韓
(
さんかん
)
といふ
小
(
ちひ
)
さい
國
(
くに
)
が
分立
(
ぶんりつ
)
しまして、その
内
(
うち
)
辰韓
(
しんかん
)
といふのが、
新羅
(
しらぎ
)
の
國
(
くに
)
になり、
弁韓
(
べんかん
)
は
日本
(
につぽん
)
の
植民地
(
しよくみんち
)
の
任那
(
みまな
)
になり、また
馬韓
(
ばかん
)
といふのが
百濟
(
くだら
)
になつたのであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
任那(みまな)の例文をもっと
(5作品)
見る
“任那”の解説
任那(みまな/にんな、임나、?-562年)は、古代に存在した朝鮮半島南部の地域を指す歴史地理的地名。主として『日本書紀』に代表される日本の史料において用いられる他、広開土王碑文等に用例がある。一般的に伽耶と同一、または重複する地域を指す用語として用いられる。
(出典:Wikipedia)
任
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
那
常用漢字
中学
部首:⾢
7画
“任”で始まる語句
任
任侠
任務
任意
任地
任原
任運
任有亭
任他
任所
“任那”のふりがなが多い著者
蜷川新
浜田青陵
蒲原有明
柳田国男
菊池寛