“任所”の読み方と例文
読み方割合
にんしょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ややありて旅費りょひもとめてここを去りぬ。後に聞けば六郎が熊谷に来しは、任所にんしょへゆきし一瀬があといてゆかんに、旅費なければこれをぬとてなりけり。
みちの記 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
その時に亜米利加アメリカの代理公使にポルトメンと云う人が居まして、毎度ワシントン政府に自分の任所にんしょの模様を報知してる、けれども余り必要でない事は大統領がその報告書を見ない
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)