“みまな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
任那83.3%
美麻奈16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その南朝鮮みなみちようせんには三韓さんかんといふちひさいくに分立ぶんりつしまして、そのうち辰韓しんかんといふのが、新羅しらぎくにになり、弁韓べんかん日本につぽん植民地しよくみんち任那みまなになり、また馬韓ばかんといふのが百濟くだらになつたのであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
狭手彦の軍をひきひて、任那みまなを鎮め、また高麗こまちしことはふみに見ゆ。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
こいつも放棄しよう、だがその代わりお前の娘——噂によると美麻奈みまな姫という綺麗きれいな娘があるそうだが、それを俺へくれるがいい。そうしたら俺はその姫を俺の女房にしてやろう。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
大物主の一人娘、麗人国の讃美の的、美しい十七歳の美麻奈みまな姫であった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
美麻奈みまなさんは可哀そうだ。どうしても助けてやりたい」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)