“周藏”の読み方と例文
読み方割合
しうざう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞し周藏しうざう七左衞門の兩人も馳來り勝手より手燭てしよくを取寄る此時村の小使あるき三五郎は臺所だいどころて居たりしが物音ものおとに驚き金盥かなだらひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
先年病死してせがれ惣内そうない當時名主役つとめ居るゆゑ同人方へ參り其外組頭くみがしら左治衞門周藏しうざう始め村中一同へ廻り歸村の旨申聞ける故先方よりも皆々大勢よろこびに來り中にも九郎兵衞は江戸の首尾しゆび
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
極め甚右衞門外兩人の者も其の夜は寺にとまりける此日は三月節句の事なれば村方むらかた所々じよ/\にて宵の中は田舍唄ゐなかうた又は三味線などひきて賑ひ名主九郎右衞門方へも組頭くみがしら佐治右衞門周藏しうざう忠内ちうない七左衞門等入來いりきたり座頭に儀太夫を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)