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帥
ふりがな文庫
“帥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そつ
27.6%
すい
20.7%
ひき
17.2%
そち
13.8%
ソツ
10.3%
すゐ
3.4%
ひ
3.4%
ソチ
3.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そつ
(逆引き)
兄御を、
帥
(
そつ
)
の殿に落しておいて、御自身はのり越して、内相の、大師の、とおなりのぼりの御心持ちは、どうあろうのう——。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
帥(そつ)の例文をもっと
(8作品)
見る
すい
(逆引き)
東岸の公孫瓚は、敵のうごきを見て、部下の大将
厳綱
(
げんこう
)
を先手とし、
帥
(
すい
)
の字を金線で
繍
(
ぬ
)
った紅の旗をたて
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帥(すい)の例文をもっと
(6作品)
見る
ひき
(逆引き)
帝は
巍国公
(
ぎこくこう
)
徐輝祖
(
じょきそ
)
をして、
京軍
(
けいぐん
)
三万を
帥
(
ひき
)
いて
疾馳
(
しっし
)
して軍に会せしむ。景隆、郭英、呉傑
等
(
ら
)
、軍六十万を
合
(
がっ
)
し、百万と号して
白溝河
(
はくこうが
)
に
次
(
じ
)
す。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
帥(ひき)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
そち
(逆引き)
後醍醐もまだ
帥
(
そち
)
ノ宮といっていた頃のお顔やら、あの人、この君など、数十年の宮廷生活が、回顧の
電光
(
いなびかり
)
となって、あたまのうちに、明滅する。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帥(そち)の例文をもっと
(4作品)
見る
ソツ
(逆引き)
その太宰府からの音づれが、久しく絶えたと思つてゐたら、都とは目と鼻の
難波
(
ナニハ
)
に、いつか還り住んで、遙かに筑紫の政を聽いてゐた
帥
(
ソツ
)
の殿であつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
帥(ソツ)の例文をもっと
(3作品)
見る
すゐ
(逆引き)
人生の精神と形體と孰れか重きや。精神は形體の
帥
(
すゐ
)
なり。帝室は其帥を制する者にして、兼て又其形體をも統べ給ふものなれば、
焉
(
いづくん
)
ぞ之を虚位と云ふ可けんや。
帝室論
(旧字旧仮名)
/
福沢諭吉
(著)
帥(すゐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひ
(逆引き)
すると曹操は、自ら法を出して、自ら之を犯す、何を以て、兵を
帥
(
ひ
)
きいんやと、自分の髪を切って地に置いたという。……重治、これはいつか其方から聞いた話だったな
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帥(ひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ソチ
(逆引き)
鼬は、母が仮りに姿を現したのだと告げて、かうしてゐては、終には命も危いから、叡山西塔の北谷にゐる、若の叔父
帥
(
ソチ
)
ノ
阿闍梨の処へ逃げて行くやうに、と諭して姿を消す。
愛護若
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
帥(ソチ)の例文をもっと
(1作品)
見る
帥
常用漢字
中学
部首:⼱
9画
“帥”を含む語句
太宰帥
太宰員外帥
総帥
将帥
元帥
員外帥
太宰権帥
軍帥
統帥
帥典侍
大総帥
大宰帥
大元帥
白波帥
統帥権
熊襲梟帥
鬼塚元帥
総帥力
泰不華元帥
総帥格
...
“帥”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
釈迢空
吉川英治
紫式部
南方熊楠
幸田露伴
折口信夫
福沢諭吉
谷崎潤一郎
和辻哲郎