“元帥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんすい83.3%
げんすゐ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戦争長官ラヂウム元帥げんすいは、自分の机のうえに足をあげて、動物漫画の本を読んでいたが、ここで、残念そうに、ぱたりとページを閉じた。
二、〇〇〇年戦争 (新字新仮名) / 海野十三(著)
チトー元帥げんすいを主班とする共産政権下の支配に移って、国内財閥の事業も財産もことごとく政府に没収されて、今では民間の資本というものが
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
今日けふ役所やくしよ同僚どうれうが、此間このあひだ英吉利イギリスから來遊らいいうしたキチナー元帥げんすゐに、新橋しんばしそばつたとはなしおもして、あゝ人間にんげんになると、世界中せかいぢゆう何處どこつても、世間せけんさわがせるやう出來できてゐるやうだが
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)