ソツ)” の例文
その太宰府からの音づれが、久しく絶えたと思つてゐたら、都とは目と鼻の難波ナニハに、いつか還り住んで、遙かに筑紫の政を聽いてゐたソツの殿であつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
その太宰府からの音づれが、久しく絶えたと思つてゐたら、都とは目と鼻の難波ナニハに、いつか還り住んで、遙かに筑紫の政を聽いてゐたソツの殿であつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
その太宰府からの音づれが、久しく絶えたと思つてゐたら、都とは目と鼻の難波ナニハに、いつか還り住んで、遥かに筑紫の政を聴いてゐたソツの殿であつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ソツ殿トノに承らうにも、國遠し。まづシバし、郎女樣のお心による外はないもの、と思ひまする。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
ソツ殿トノに承らうにも、國遠し。まづシバし、郎女樣のお心による外はないもの、と思ひまする。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
ソツ殿トノに承らうにも、国遠し。まづシバし、郎女様のお心による外はないもの、と思ひまする。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
石城シキからしてついた名の、横佩墻内だと申しますとかで、せめて一ところだけは、と強ひてとり毀たないとか申します。何分、ソツの殿のお都入りまでは何としても、此儘で置くので御座りませう。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
石城シキからしてついた名の、横佩墻内だと申しますとかで、せめて一ところだけは、と強ひてとり毀たないとか申します。何分、ソツの殿のお都入りまでは、何としても、此儘で置くので御座りませう。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
石城シキからしてついた名の、横佩墻内だと申しますとかで、せめて一ところだけは、とひてとりコボたないとか申します。何分、ソツの殿のお都入りまでは、何としても、此儘コノママで置くので御座りませう。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)