“必死的”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
デスペレエト40.0%
デスペレート40.0%
ひつしてき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樹にでも、石にでも、当れば当れ、川にでもたににでも陥らば陥れ、彼はさうした必死的デスペレエトな気持で、獣のやうに風のやうに、たゞ走りに走つた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
信一郎は、夫人の必死的デスペレートな態度に圧せられて、此の上何か云ふ勇気をさへ挫かれた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
不思議ふしぎ顫動せんどうなに必死的ひつしてきかんじで二三分間ぷんかんつづくと、はちはやがてあなのそとへた。
画家とセリセリス (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)