『蝶を夢む（ちょうをゆめむ）』

この詩集には、詩六十篇を納めてある。内十六篇を除いて、他はすべて既刊詩集にないところの、單行本として始めての新版である。 この詩集は「前篇」と「後篇」の二部に別かれる。前篇は第二詩集「青猫」の選にもれた詩をあつめたもの、後篇は第一詩集「月に …

著者	萩原朔太郎
ジャンル	文学 > 日本文学 > 詩歌
初出	蝶を夢む「感情　第二年一月號」1917（大正6）年1月号 腕のある寢臺「感情　第二年六月號」1917（大正6）年6月号 青空に飛び行く「感情　第二年二月號」
文字種別	旧字旧仮名
読書目安時間	約29分（500文字/分）
朗読目安時間	約49分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

生活（らいふ） 上（へ） 幽（ゆか） 夢（とらうむ） 救世（くぜ） 思惟（おもひ） 絶頂（いただき） 額（がく） 跫音（あのと） 腕（かひな） 畔（あぜ） 生（なま） 洋傘（かさ） 像（かたち） 翼（はね） 遠近（をちこち） 酒盃（さかづき） 瞳（め） 音（おと） 額（ひたひ） 洋燈（らんぷ） 帷幕（とばり） 夕餉（ゆふげ） 憔悴（やつ） 大浪（おほなみ） 裏（うら） 幻（まぼろし） 讐敵（かたき） 市街（まち） 遠遠（とほどほ） 寒空（さむぞら） 金色（こんじき） 鋼鐵（はがね） 音（ね） 呼吸（いき） 馬秣（まぐさ） 麥餠（むぎもち） 齲齒（むしば） 泥薄（でうす） 背後（うしろ） 心像（いめえぢ） 翼（つばさ） 心靈（こころ） 憑（つ） 瞳（ひとみ） 眼（め） 眞神（しんしん） 白銀（しろがね） 明日（あす） 生命（いのち） 暈（かさ） 曲者（くせもの） 泥土（でいど）