“思惟象”の読み方と例文
読み方割合
しゆいぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右手を頬にあてて、頭をかしげているその姿がちょっとおもしろい。一種の思惟象しゆいぞうとでもいうべき様式なのだろうが、そんなむずかしい言葉でその姿を言いあらわすのはすこしおかしい。
大和路・信濃路 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)