“尾州家”の読み方と例文
読み方割合
びしゅうけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから宝暦十一年尾州家びしゅうけでは代替だいがわりがあって、宗睦むねちかの世になったが、るんは続いて奉公していて、とうとう明和三年まで十四年間勤めた。
じいさんばあさん (新字新仮名) / 森鴎外(著)
それから二三日経ったある晩、山脇玄内の増長は羽目を外して、市ヶ谷の尾州家びしゅうけ上屋敷に忍び込み、その金蔵に潜り込んで、千両箱を二つまで盗み出したのです。