“尾州公”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びしうこう50.0%
びしゅうこう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんじけるまことに正直しやうぢき理非りひまつたふして糸筋いとすぢの別れたるが如くなりしとかや其後正徳しやうとく六年四月晦日みそか將軍家繼公しやうぐんいへつぐこう御多界ごたかいまし/\すなはち有章院殿と號し奉る御繼子けいしなく是によつて御三家より御養子ごやうしなり東照宮とうせうぐうに御血脉けつみやくちかきによつて御三家の内にても尾州公びしうこう紀州公きしうこう御兩家御帶座ごたいざにて則ち紀州公上座じやうざなほり給ふ此君仁義じんぎ兼徳けんとくにまし/\吉宗公よしむねこうと申將軍しやうぐんとなり給ふ其後そのご諸侯しよこうの心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
新しい石の大鳥居で、その前年(文久二年)に尾州公びしゅうこうから寄進になったというものの前まで行くと、半蔵らは向こうの山道から降りて来る一人の修行者にもあった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)