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糸筋
ふりがな文庫
“糸筋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いとすじ
75.0%
いとすぢ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いとすじ
(逆引き)
その損を気づかぬ故に後悔せず、悔いても
詮
(
せん
)
がないからそっとしておくと、その
糸筋
(
いとすじ
)
の長い
端
(
はし
)
は、すなわち目前の現実であって、やっぱり我々の身に
纏
(
まつ
)
わって来る。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
で、やがて娘は
路
(
みち
)
——路といっても人の足の
踏
(
ふ
)
む分だけを残して両方からは
小草
(
おぐさ
)
が
埋
(
うず
)
めている
糸筋
(
いとすじ
)
ほどの路へ出て、その
狭
(
せま
)
い路を源三と
一緒
(
いっしょ
)
に仲好く肩を
駢
(
なら
)
べて去った。
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
糸筋(いとすじ)の例文をもっと
(3作品)
見る
いとすぢ
(逆引き)
かんじける
誠
(
まことに
)
正直
(
しやうぢき
)
理非
(
りひ
)
全
(
まつた
)
ふして
糸筋
(
いとすぢ
)
の別れたるが如くなりしとかや其後
正徳
(
しやうとく
)
六年四月
晦日
(
みそか
)
將軍家繼公
(
しやうぐんいへつぐこう
)
御多界
(
ごたかい
)
まし/\
則
(
すなはち
)
有章院殿と號し奉る御
繼子
(
けいし
)
無
(
なく
)
是によつて御三家より
御養子
(
ごやうし
)
なり
東照宮
(
とうせうぐう
)
に御
血脉
(
けつみやく
)
近
(
ちか
)
きによつて御三家の内にても
尾州公
(
びしうこう
)
紀州公
(
きしうこう
)
御兩家
御帶座
(
ごたいざ
)
にて則ち紀州公
上座
(
じやうざ
)
に
直
(
なほ
)
り給ふ此君
仁義
(
じんぎ
)
兼徳
(
けんとく
)
にまし/\
吉宗公
(
よしむねこう
)
と申
將軍
(
しやうぐん
)
となり給ふ
其後
(
そのご
)
諸侯
(
しよこう
)
の心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
糸筋(いとすぢ)の例文をもっと
(1作品)
見る
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“糸”で始まる語句
糸
糸瓜
糸屑
糸織
糸杉
糸底
糸魚川
糸口
糸巻
糸目
“糸筋”のふりがなが多い著者
作者不詳
柳田国男
幸田露伴