“うも”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ウモ
語句割合
84.4%
6.3%
美味4.7%
1.6%
1.6%
1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我邦の山岳信仰の、是は普通の型とも見られようが、それをシラ山と名づけたのには、或いはうもれたる古い意味があるのかもしれぬ。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
うもうございましたよ、私もお相伴しましたっけ
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
本人もまだ生きて煙草を吸うている様子です。そこで安心して皆で喰べましたが、美味うもう御座いましたなあ。ソレは……トテモえ気持に酒が廻わってしまいました。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
まったく兄貴よりうもうござんすかえ。そりゃあ有難い、有難うございます。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
良「お舅御さん、これはねえ精進物だが、一体内でこしらえると云うたは嘘だが、仕出し屋へ頼んだのじゃ、うもうもあるまいが此の重箱へ詰めて置いたから、二重とも土産に持って帰り、内の奉公人にでも喰わしてやってください」
さる人はかしこくとも、さるわざは賢からじ。こがね六三ななのたからのつかさなり。土にうもれては霊泉れいせんたたへ、不浄を除き、たへなるこゑかくせり。