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美味
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うも
ふりがな文庫
“
美味
(
うも
)” の例文
「坊主のくれる水では
美味
(
うも
)
うない。どこぞの、流れへ行って、活きたような水を一ぱいもって来い。のどが渇いた」
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
本人もまだ生きて煙草を吸うている様子です。そこで安心して皆で喰べましたが、
美味
(
うも
)
う御座いましたなあ。ソレは……トテモ
良
(
え
)
え気持に酒が廻わってしまいました。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
浮世の渡りぐるしきことなど思い
廻
(
めぐ
)
らせば思い廻らすほど
嬉
(
うれ
)
しからず、時刻になりて食う飯の味が今さら
異
(
かわ
)
れるではなけれど、
箸
(
はし
)
持つ手さえ
躊躇
(
たゆた
)
いがちにて舌が
美味
(
うも
)
うは受けとらぬに
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“美味”で始まる語句
美味佳肴
美味求真
美味物許