“巧妙(うま)” の例文
……まあ……そんな事はどうでもよろしい。……ナニ……僕の日本語が巧妙(うま)過ぎる?……大きなお世話だ。お前さんの露西亜語ぐらいのもんさ。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)
其處(そこ)で此(この)鐵車(てつしや)に乘(の)つて、朝日島(あさひじま)の名(な)を刻(きざ)んだ紀念塔(きねんたう)を携(たづさ)へて、此處(こゝ)から三十里(り)位(ぐら)いの深山(しんざん)に踏入(ふみい)つて、猛獸(まうじう)毒蛇(どくじや)の眞中(まんなか)へ、其(その)紀念塔(きねんたう)を建(た)てゝ來(く)るのだ、何(な)んと巧妙(うま)い工夫(くふう)ではありませぬか。
非の打ちどころの無い巧妙(うま)さで描いて居る。