“初孫”の読み方と例文
読み方割合
ういまご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女房のお藤もやはり不同意で、たとい隠居するにしても、娘に相当の婿をとって初孫ういまごの顔でも見た上でなければならないと主張した。
半七捕物帳:16 津の国屋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
あやめたところで、大したおとがめはあるめえ——お富に初孫ういまごが出来る頃までには、手前も西国巡礼の旅から帰って来られるだろうよ
森「何時いつでも御隠居さんが、文治に女房にょうぼを持たせて初孫ういまごの顔を見てえなんて云うが、あんたは御新造をお持ちなせえな」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)