“沈黙家”のいろいろな読み方と例文
旧字:沈默家
読み方割合
むつつりや60.0%
ちんもくか20.0%
むつゝりや20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、土に塗れた水呑百姓が、大きな黒牛を追ひながら、のつそりと通りかかるのが目についた。正直で、おまけに沈黙家むつつりやの牛だ。
茶話:12 初出未詳 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
沈黙家ちんもくかで少年工学博士バクスターがとつぜん立ちあがった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
成程林檎は沈黙家むつゝりやだが、芸者はよくお喋舌しやべりをする。そして一番悪いのは長次郎氏のやうな人に、よく解らない事を喋舌しやべる事だ。