“誕(うま)” の例文
聖母の像ある家ごとに音信(おとづ)れ來て、救世主の誕(うま)れ給ひしは今ぞ、と笛の音に知らせありきぬ。
媼はかく問はれても、顧みもせで我面のみ打ち目守り、詞を續(つ)ぎていふやう。賢き目なり。日の金牛宮を過ぐるとき誕(うま)れぬ。名も財(たから)も牛の角にかゝりたりといふ。此時母上も歩み寄りてのたまふやう。