“御降誕”の読み方と例文
読み方割合
ごこうたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
役人は彼等をいましめたのち、代官の屋敷へ引き立てて行った。が、彼等はその途中も、暗夜やみよの風に吹かれながら、御降誕ごこうたんの祈祷をじゅしつづけた。
おぎん (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「ジェズスは我々の罪をきよめ、我々の魂を救うために地上へ御降誕ごこうたんなすったのです。お聞きなさい、御一生の御艱難辛苦ごかんなんしんくを!」
おしの (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)