“誕生仏”の読み方と例文
読み方割合
たんじょうぶつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そのほか、慈眼大師じげんだいし銅製どうせい誕生仏たんじょうぶつ釈尊しゃくそん苦行くぎょうのお木像もくぞう、同じく入涅槃像にゅうねはんぞう、いずれも、稀代きだいの名作にござりまする」
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
と、山荘の内から、ちょうど真っ黒な金属の誕生仏たんじょうぶつそっくりの裸の童子が飛びだして来て、犬を追い叱りながら
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いつまでもご苦労さまに、沢庵が真面目くさって、誕生仏たんじょうぶつの真似して見せているので、お通は
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)