“後部艦橋”の読み方と例文
読み方割合
こうぶかんけう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軍艦(ぐんかん)「日(ひ)の出(で)」の甲板(かんぱん)では、後部艦橋(こうぶかんけう)のほとりより軍艦旗(ぐんかんき)飜(ひるがへ)る船尾(せんび)に到(いた)るまで、多(おほ)くの乘組(のりくみ)は、列(れつ)を正(たゞ)して、我(わが)端艇(たんてい)の歸艦(きかん)を迎(むか)へて居(を)る。
『兩君(りようくん)! 君等(きみら)の幸運(かううん)を祝(しゆく)します。』と言(い)つたまゝ、頭(かうべ)を廻(めぐ)らして左右(さいう)を顧見(かへりみ)た時(とき)、忽(たちま)ち、艦(かん)の後部艦橋(こうぶかんけう)を降(くだ)つて、歩調(ほちよう)ゆたかに吾等(われら)の方(かた)に歩(あゆ)んで來(き)た一個(いつこ)の海軍大佐(かいぐんたいさ)があつた。
年少(ねんせう)士官(しくわん)、老功(らうこう)水兵等(すいへいら)は『これは面白(おもしろ)い。』と十五珊(サンチ)速射砲(そくしやほう)のほとり、後部艦橋(こうぶかんけう)の下(もと)に耳(みゝ)を濟(す)ます、兵曹(へいそう)、此處(こゝ)ぞと琵琶(びは)おつ取(と)り、翩飜(へんぽん)と飄(ひるがへ)る艦尾(かんび)帝國軍艦旗(ていこくぐんかんき)の下(した)に膝(ひざ)を組(く)んで、シヤシヤン