建立こんりう)” の例文
そこに僕と云ふものゝ存在の価値かちを認めるんだ。君はたゞ考へてゐる。考へてる丈だから、あたまなかの世界と、あたまそとの世界を別々べつ/\建立こんりうして生きてゐる。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)