“やましろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤマシロ
語句割合
山城77.6%
山代18.4%
山背4.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかもその酢売は和泉いずみの国と名乗り、薑売は山城やましろの国と名乗つて居る処を見ると、これらの処が酢または薑の産地であつた事もわかる。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
その山代やましろのオホツツキマワカの王は弟君イリネの王の女の丹波たんばのアヂサハ姫と結婚して生んだ御子は、カニメイカヅチの王です。
けれども、やがて、山背やましろ王の密告は打消すことができなかつた。廃太子道祖王、黄文きぶみ王、安宿あすか王、橘奈良麿、大伴古麿、小野東人らが皇太子と押勝暗殺のクー・デタを企んでゐるといふのであつた。
道鏡 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)