“山代”の読み方と例文
読み方割合
やましろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日食べたたくあんは、加賀の山代やましろでできたものである。わたしの知っているかぎりでは、山代産のたくあんが一等よいものだと思う。
沢庵 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
その山代やましろのオホツツキマワカの王は弟君イリネの王の女の丹波たんばのアヂサハ姫と結婚して生んだ御子は、カニメイカヅチの王です。
それは人目にもわかる程だったので、むしろ幸いにして、主君にいとまを乞い、山代やましろの温泉へ行って、やまいよりはむしろ心のうつを忘れようとしていた。そして
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)