“祠堂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しどう60.0%
ほこら20.0%
やしろ10.0%
シドウ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瘳二子及び門人王稌おうじょ拾骸しゅうがいの功またむなしからず、万暦に至って墓碑祠堂しどう成り、祭田さいでん及び嘯風亭しょうふうてい等備わり、松江しょうこう求忠書院きゅうちゅうしょいん成るに及べり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
院ノ庄の附近に、神戸じんごとよぶ部落がある。いわば村社といったものか。そこの森の神木を、高野明神とあがめ、そばに古い祠堂ほこらがあった。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小櫻姫こざくらひめ貞女ていじょ亀鑑かがみである』などと、もうしまして、わたくし死後しご祠堂やしろかみまつってくれました。それが現今いまのこっている、あの小桜神社こざくらじんじゃでございます。
丞相ノ祠堂シドウ イズレノ処ニカタズネン
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)