トップ
>
しゃでん
ふりがな文庫
“しゃでん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
社殿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
社殿
(逆引き)
それが情けなく、見すぼらしく、
雑木
(
ぞうき
)
がちょぼちょぼと
繁
(
しげ
)
っているばかりで、高くもない
社殿
(
しゃでん
)
の
棟
(
むね
)
が雑木の上に
露出
(
ろしゅつ
)
しているのだ。自分はまた気がおかしくなった。
落穂
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
社殿
(
しゃでん
)
の後に駈けこんで、そこでおずおず、うしろをふりかえった。怪しい男は、見えなかった。
脳の中の麗人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
華表
(
とりい
)
の形や
社殿
(
しゃでん
)
の様式も寺の
堂宇
(
どうう
)
や
鐘楼
(
しょうろう
)
を見る時のような絵画的感興を
催
(
もよお
)
さない。いずこの神社を見ても鳥居を前にした社殿の階前にはきまって石の
狛犬
(
こまいぬ
)
が二つ向合いに置かれている。
仮寐の夢
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
しゃでん(社殿)の例文をもっと
(11作品)
見る
検索の候補
やしろ