“○”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まる33.3%
16.7%
れこ8.3%
コレ8.3%
テン8.3%
8.3%
マル8.3%
レコ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「現に今日も、うだ、僕が縁とは何ぞやとの問に何と答えたものだろうと聞くと、先生、この円と心得て」と畳の上に指先でまるを書き
恋を恋する人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
八、ぜろに通ず不可思議なる霊感。どうやら詐欺に引っかかったようだ、とおそまきながら気が附いたのは、およそ四千法ほどすってしまってからのこと。
しかしあの男がああやって今頃私のうちへのんこのしゃあでって来るのも、実はというと、やっぱり昔しれこの関係があったからの事さ。だってそりゃ昔しも昔し、ずっと昔しの話でさあ。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
然るに伏羲コレを大極の圖と爲し、中に何も無き所に於て衆理を具ふと爲し、空理を以て極意と爲すこと甚だ失れり。圓相は氣滿の象積氣の貌なり。
安藤昌益 (旧字旧仮名) / 狩野亨吉(著)
誰の気もおなじと見えて、ずらりと並べた目録の上に、いつかこの写本を見た読者の心をひいたらしく、ただ一つ題の上に、大きなテンをかけた一条がある。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「イヤア…………ハア…………ハアッ……○○ポポ
あやかしの鼓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
うちの符牒は「つるまひおりたよしせマル」と云ふのだからよく覚えておくといゝと云つて、これはいくらだとか、これはどの位だとか、数理にはうといなか子へ「おる」は五二銭
朝夕 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
ところが、いよいよそれをやるとなるとレコがいる。