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『朝夕』
ふりがな文庫
『
朝夕
(
あさゆう
)
』
わかればなしが持ちあがるのも、すべてはゆきなりの事だと、芯から声をあげて、嘉吉もなか子もあはあはあはと笑ひあつたのだが、嘉吉の心の中には、ゆきなりとは云ひぢよう、ゆきなりの事だと云ひきれないものがあつたし、なか子の心のうちには、これからひと …
著者
林芙美子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝春秋 13巻3号」文藝春秋社、1935(昭和10年)3月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約30分(500文字/分)
朗読目安時間
約50分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
○
(
マル
)
合百
(
がふびやく
)
腠理
(
きめ
)