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歯咬
ふりがな文庫
“歯咬”のいろいろな読み方と例文
旧字:
齒咬
読み方
割合
はが
75.0%
はがみ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はが
(逆引き)
己はどうも為方がないから、心中では
歯咬
(
はが
)
みをしながら、おとなしく話した。エレナを留守宅まで連れて行つて、そこで別れたと云つたのである。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
歯咬
(
はが
)
みをして我家の
方
(
かた
)
をさして行くと、邸のあたりが非常に混雑して
提灯
(
ちょうちん
)
が
右往左往
(
うおうさおう
)
に飛びます。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
歯咬(はが)の例文をもっと
(9作品)
見る
はがみ
(逆引き)
昨夕
(
ゆうべ
)
この坂の中程で転んだお角が、
焦
(
じ
)
れったがって
歯咬
(
はがみ
)
をしながら、鼻緒の切れたその下駄をポンと仕置場の
藪
(
やぶ
)
の中へ投げ込んだ時に、米友は
怪訝
(
けげん
)
な
面
(
かお
)
をして見ていました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
呼べば
谺
(
こだま
)
は返せども、雲は
幽
(
ゆう
)
にして彼は
応
(
こた
)
へず。
歯咬
(
はがみ
)
を
作
(
な
)
して貫一は後を追ひぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
歯咬(はがみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
歯
常用漢字
小3
部首:⽌
12画
咬
漢検1級
部首:⼝
9画
“歯”で始まる語句
歯
歯痒
歯牙
歯噛
歯齦
歯朶
歯軋
歯並
歯切
歯磨
“歯咬”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
中里介山
中島敦
森鴎外
野村胡堂