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歯並
ふりがな文庫
“歯並”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はなみ
70.6%
はならび
23.5%
はなら
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなみ
(逆引き)
大きく見開いた、瀬戸物の様なうつろな目が、空間を見つめ、だらしなく開いた唇の間から、美しい
歯並
(
はなみ
)
と舌の先が覗いていた。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
歯並(はなみ)の例文をもっと
(12作品)
見る
はならび
(逆引き)
其所
(
そこ
)
で
叮嚀
(
ていねい
)
に
歯
(
は
)
を
磨
(
みが
)
いた。
彼
(
かれ
)
は
歯並
(
はならび
)
の
好
(
い
)
いのを常に嬉しく思つてゐる。
肌
(
はだ
)
を
脱
(
ぬ
)
いで
綺麗
(
きれい
)
に
胸
(
むね
)
と
脊
(
せ
)
を
摩擦
(
まさつ
)
した。
彼
(
かれ
)
の
皮膚
(
ひふ
)
には
濃
(
こまや
)
かな一種の
光沢
(
つや
)
がある。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
歯並(はならび)の例文をもっと
(4作品)
見る
はなら
(逆引き)
ところへ突然呼び
懸
(
か
)
けられたのだから——粗末な
歯並
(
はなら
)
びだが向き出しに笑顔を見せてしきりに手招きをしているのだから、ぼんやり振り返った時の心持が、自然と
判然
(
はっきり
)
すると共に
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
歯並(はなら)の例文をもっと
(1作品)
見る
歯
常用漢字
小3
部首:⽌
12画
並
常用漢字
小6
部首:⼀
8画
“歯”で始まる語句
歯
歯痒
歯牙
歯噛
歯齦
歯朶
歯軋
歯咬
歯切
歯磨
“歯並”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
中里介山
夏目漱石
鈴木三重吉
林不忘
江戸川乱歩
横光利一
長谷川時雨
国枝史郎
泉鏡花