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歯軋
ふりがな文庫
“歯軋”のいろいろな読み方と例文
旧字:
齒軋
読み方
割合
はぎし
81.8%
はぎしり
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はぎし
(逆引き)
歯軋
(
はぎし
)
りをかんだが、力の相違はぜひもなく、りゅうと、しごきなおしてくる孫兵衛の
銀蛇
(
ぎんだ
)
に追われて、タタタタタ……と十歩、二十歩。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やがて、
歯軋
(
はぎし
)
りをはじめ、があと大きな
鼾
(
いびき
)
をかきはじめた。気がつくと彦太郎は小高い丘の上に天野久太郎と二人で立っている。
糞尿譚
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
歯軋(はぎし)の例文をもっと
(18作品)
見る
はぎしり
(逆引き)
と法外な
雑言
(
ぞうごん
)
を申しますから、恒太郎が
堪
(
こら
)
えかねて拳骨を固めて立かゝろうと致しますを、清兵衛が
睨
(
にら
)
みつけましたから、
歯軋
(
はぎしり
)
をして
扣
(
ひか
)
えて居ります。
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それから、右の足の甲で、左の上を
擦
(
こす
)
って、左の足の甲で右の上を擦って、これでもかと
歯軋
(
はぎしり
)
をした。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
歯軋(はぎしり)の例文をもっと
(4作品)
見る
歯
常用漢字
小3
部首:⽌
12画
軋
漢検1級
部首:⾞
8画
“歯”で始まる語句
歯
歯痒
歯牙
歯噛
歯齦
歯朶
歯並
歯咬
歯切
歯磨
“歯軋”のふりがなが多い著者
高見順
小栗風葉
火野葦平
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
橘外男
江見水蔭
三遊亭円朝
小山清
吉川英治
久生十蘭