“ししよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
師匠40.0%
刺衝20.0%
嗤笑20.0%
支障20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゆまじはればといふことはなのお師匠ししようくせにしてせどもほんにあれはうそならぬことむかしはのやうに口先くちさきかたならで、今日けふ何處开處どこそこ藝者げいしやをあげて、此樣このやう不思議ふしぎおどりたのと
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
想世界は社界の不調子を知らざるうちにこそ成立すべけれ、既に浮世の刺衝ししように当りたる上は、しや苦戦搏闘するとても、遂には弓折れ尽くるの非運を招くに至るこそ理の数なれ。
厭世詩家と女性 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
男は歯咬はがみしつつ苦しげに嗤笑ししようせり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
今日こんにち都市としける消防施設しようぼうしせつ水道すいどう首位しゆいいてあつて、普通ふつう火災かさいたいしてはそれで差支さしつかへないのであるが、大地震だいぢしんのような非常時ひじようじおいては、たちま支障ししようきたすこと、其例そのれいあまりにおほい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)