“わろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
和郎43.8%
18.8%
15.6%
9.4%
6.3%
𤢖3.1%
3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足をえた片手をへ、腰の両提の中をちゃらちゃらさせて、爺様頼んます、鎮守祭礼を見に、頼まれた和郎じゃ、と言うと、船を寄せた老人の腰は
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こんな溝板のがたつく樣な店先へ夫こそ人がらがくて横づけにもされないではないか、お前方も最う少しお行義を直してお給仕に出られるやう心がけてお呉れとずば/\といふに
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
こんな溝板のがたつく様な店先へそれこそ人がらがくて横づけにもされないではないか、お前方ももう少しお行義を直してお給仕に出られるやう心がけておくれとずばずばといふに
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「軍師、うてくれ。女々しいとは知りながら、凡情いかんともなし難い」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あるときはその象牙のはしから話しかけてみると、なるほど下女のいうごとく、かれががんじょうな顔にしろりといをかした。しかしこれもうたきりで、それ以上には、なんの話もせぬ。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
お葉は覚悟をめた。𤢖見たような奴等の玩弄になる位ならば、そ死んだ方がである。彼女は足の向く方へと遮二無二と進んだ。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
市郎が途中で𤢖れたという噂は、早くも隣村まで伝えられたので、吉岡の家でも甚だ心配して、冬子が取敢ず見舞に来たのであった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「むかし富士川に平家あり。今日、岩崎山に高山右近あり。いやはや、とんだ道化者よ。武門の生れぞこないよ。うても嘲いきれぬ」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)