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わろ
ふりがな文庫
“わろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
和郎
45.5%
惡
18.2%
悪
15.2%
嗤
9.1%
笑
6.1%
𤢖
3.0%
嘲
3.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和郎
(逆引き)
足を
圧
(
おさ
)
えた片手を
後
(
うしろ
)
へ、腰の
両提
(
ふたつさげ
)
の中をちゃらちゃらさせて、
爺様
(
じさま
)
頼んます、
鎮守
(
ちんじゅ
)
の
祭礼
(
まつり
)
を見に、頼まれた
和郎
(
わろ
)
じゃ、と言うと、船を寄せた
老人
(
としより
)
の腰は
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
わろ(和郎)の例文をもっと
(15作品)
見る
惡
(逆引き)
こんな溝板のがたつく樣な店先へ夫こそ人がらが
惡
(
わろ
)
くて横づけにもされないではないか、お前方も最う少しお
行義
(
ぎやうぎ
)
を直してお給仕に出られるやう心がけてお呉れとずば/\といふに
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
わろ(惡)の例文をもっと
(6作品)
見る
悪
(逆引き)
こんな
溝板
(
どぶいた
)
のがたつく様な店先へそれこそ人がらが
悪
(
わろ
)
くて横づけにもされないではないか、お前方ももう少しお行義を直してお給仕に出られるやう心がけておくれとずばずばといふに
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
わろ(悪)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
嗤
(逆引き)
「軍師、
嗤
(
わろ
)
うてくれ。
女々
(
めめ
)
しいとは知りながら、凡情いかんともなし難い」
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わろ(嗤)の例文をもっと
(3作品)
見る
笑
(逆引き)
あるときはその
象牙
(
ぞうげ
)
のはしから話しかけてみると、なるほど下女のいうごとく、かれががんじょうな顔にしろりと
笑
(
わら
)
いを
動
(
うご
)
かした。しかしこれも
笑
(
わろ
)
うたきりで、それ
以上
(
いじょう
)
には、なんの話もせぬ。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
わろ(笑)の例文をもっと
(2作品)
見る
𤢖
(逆引き)
お葉は覚悟を
極
(
き
)
めた。
𤢖
(
わろ
)
見たような奴等の
玩弄
(
おもちゃ
)
になる位ならば、
寧
(
いっ
)
そ死んだ方が
優
(
まし
)
である。
彼女
(
かれ
)
は足の向く方へと
遮二無二
(
しゃにむに
)
と進んだ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
市郎が途中で
𤢖
(
わろ
)
に
襲
(
おそわ
)
れたという噂は、早くも隣村まで伝えられたので、吉岡の家でも甚だ心配して、冬子が
取敢
(
とりあえ
)
ず見舞に来たのであった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
わろ(𤢖)の例文をもっと
(1作品)
見る
嘲
(逆引き)
「むかし富士川に平家あり。今日、岩崎山に高山右近あり。いやはや、とんだ道化者よ。武門の生れぞこないよ。
嘲
(
わろ
)
うても嘲いきれぬ」
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わろ(嘲)の例文をもっと
(1作品)
見る
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