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惡
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わろ
ふりがな文庫
“
惡
(
わろ
)” の例文
新字:
悪
して廻り場へ
出行
(
いでゆき
)
けり
跡
(
あと
)
には七助お梅に
對
(
むか
)
ひ
所詮
(
しよせん
)
其方
(
そなた
)
も旦那は
嫌
(
いや
)
なるべし
我
(
われ
)
取持
(
とりもち
)
せん事も
骨折損
(
ほねをりぞん
)
出來ぬ時は
却
(
かへ
)
つて
首尾
(
しゆび
)
惡
(
わろ
)
し然らば其方には少しも早く此處を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
こんな溝板のがたつく樣な店先へ夫こそ人がらが
惡
(
わろ
)
くて横づけにもされないではないか、お前方も最う少しお
行義
(
ぎやうぎ
)
を直してお給仕に出られるやう心がけてお呉れとずば/\といふに
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
惡
(
わろ
)
き日の
占
(
うら
)
も知るかに
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
こんな
溝板
(
どぶいた
)
のがたつく
樣
(
やう
)
な
店先
(
みせさき
)
へ
夫
(
それ
)
こそ
人
(
ひと
)
がらが
惡
(
わろ
)
くて
横
(
よこ
)
づけにもされないではないか、お
前方
(
まへがた
)
も
最
(
も
)
う
少
(
すこ
)
しお
行義
(
ぎようぎ
)
を
直
(
なほ
)
してお
給仕
(
きふじ
)
に
出
(
で
)
られるやう
心
(
こゝろ
)
がけてお
呉
(
く
)
れとずば/\といふに
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
庭口
(
にはぐち
)
も
明
(
あ
)
け
放
(
ぱな
)
して、
嘸
(
さぞ
)
かし
貴郎
(
あなた
)
のお
怒
(
おこ
)
り
遊
(
あそば
)
した
事
(
こと
)
と
氣
(
き
)
が
氣
(
き
)
では
無
(
な
)
かつたなれど、
病人
(
びやうにん
)
見捨
(
みす
)
てゝ
歸
(
かへ
)
る
事
(
こと
)
もならず、
今日
(
けふ
)
も
此
(
この
)
やうに
遲
(
おそ
)
くまで
居
(
お
)
りまして、
何處
(
どこ
)
までも
私
(
わたし
)
が
惡
(
わろ
)
う
御座
(
ござ
)
んするほどに
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
さは
言
(
い
)
へど
知
(
し
)
りがたきが
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
なれば
令孃
(
ひめ
)
にも
惡
(
わろ
)
き
虫
(
むし
)
などありて、
其身
(
そのみ
)
も
行
(
ゆ
)
きたく
親
(
おや
)
も
遣
(
や
)
りたけれど
嫁入
(
よめい
)
りの
席
(
せき
)
に
落花
(
らつくわ
)
の
狼藉
(
らうぜき
)
を
萬一
(
もし
)
と
氣
(
き
)
づかへば、
娘
(
むすめ
)
の
耻
(
はぢ
)
も
我
(
わ
)
が
耻
(
はぢ
)
も
流石
(
さすが
)
に
子爵
(
ししやく
)
どの
宜
(
よ
)
く
隱
(
か
)
くして
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
惡
部首:⼼
12画
“惡”を含む語句
惡戲
惡戯
惡氣
惡臭
惡漢
意地惡
惡寒
惡業
善惡
惡計
折惡
惡巧
惡口
惡魔
憎惡
惡者
好惡
惡事
惡感
惡賢
...