“惡寒”のいろいろな読み方と例文
新字:悪寒
読み方割合
さむけ50.0%
をかん33.3%
をさむ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瘧をわづらふ人、惡寒さむけを覺ゆる時迫れば、爪既に死色を帶び、たゞ日蔭を見るのみにてもその身震ひわなゝくことあり 八五—八七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
周三は、よれ/\のあはせの裾下から現はした細い脚をひよろつかせながら、首を縮めて歩いてゐた。おきみは、からだの中に惡寒をかんを感じながら、胸を顫はして歩いてゐた。
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)
堪へがたき惡寒をさむおぼえて
宿酔 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)