トップ
>
惡寒
>
さむけ
ふりがな文庫
“
惡寒
(
さむけ
)” の例文
新字:
悪寒
瘧をわづらふ人、
惡寒
(
さむけ
)
を覺ゆる時迫れば、爪既に死色を帶び、たゞ日蔭を見るのみにてもその身震ひわなゝくことあり 八五—八七
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
扨
(
さて
)
其黄昏
(
そのたそがれ
)
は、
少
(
すこ
)
し
風
(
かぜ
)
の
心持
(
こゝろもち
)
、
私
(
わたし
)
は
熱
(
ねつ
)
が
出
(
で
)
て
惡寒
(
さむけ
)
がしたから
掻卷
(
かいまき
)
にくるまつて、
轉寢
(
うたゝね
)
の
内
(
うち
)
も
心
(
こゝろ
)
が
置
(
お
)
かれる
小説
(
せうせつ
)
の
搜索
(
さうさく
)
をされまいため、
貸本
(
かしほん
)
を
藏
(
かく
)
してある
件
(
くだん
)
の
押入
(
おしいれ
)
に
附着
(
くツつ
)
いて
寢
(
ね
)
た。
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
靜
(
しづ
)
かな
境内
(
けいだい
)
の
入口
(
いりくち
)
に
立
(
た
)
つた
彼
(
かれ
)
は、
始
(
はじ
)
めて
風邪
(
ふうじや
)
を
意識
(
いしき
)
する
場合
(
ばあひ
)
に
似
(
に
)
た
一種
(
いつしゆ
)
の
惡寒
(
さむけ
)
を
催
(
もよほ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
惡
部首:⼼
12画
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
“惡”で始まる語句
惡
惡戯
惡戲
惡口
惡企
惡魔
惡漢
惡者
惡人
惡巧