トップ
>
惡感
ふりがな文庫
“惡感”のいろいろな読み方と例文
新字:
悪感
読み方
割合
あくかん
50.0%
をかん
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくかん
(逆引き)
けれども演劇で飯を食べてるこの連中は、酒井などから一々臺詞にまで口を入れられる事に就いて、明らかな
惡感
(
あくかん
)
を持つてゐた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
前檣
(
ぜんしやう
)
と
後檣
(
こうしやう
)
との
間
(
あひだ
)
を四五
回
(
くわい
)
も
往復
(
わうふく
)
する
内
(
うち
)
に
其
(
その
)
惡感
(
あくかん
)
も
次第
(
しだい
)
/\に
薄
(
うす
)
らいで
來
(
き
)
たので、
最早
(
もはや
)
船室
(
ケビン
)
に
歸
(
かへ
)
つて
睡眠
(
すいみん
)
せんと、
歩
(
あゆ
)
む
足
(
あし
)
は
今
(
いま
)
や
昇降口
(
しようかうぐち
)
を一
段
(
だん
)
降
(
くだ
)
つた
時
(
とき
)
、
私
(
わたくし
)
は
不意
(
ふい
)
に一
種
(
しゆ
)
異樣
(
ゐやう
)
の
響
(
ひゞき
)
を
聽
(
き
)
いた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
惡感(あくかん)の例文をもっと
(2作品)
見る
をかん
(逆引き)
それから一年に近い間、この小さい爲事は
滑
(
なめらか
)
に爲遂げられて來たのだが、今日はすず子に堪へられない
惡感
(
をかん
)
を與へるのであつた。
計画
(旧字旧仮名)
/
平出修
(著)
その有樣を見て居ると、今更ながら私は何とも知らずそゞろに一種の
惡感
(
をかん
)
を感ぜざるを得なかつた。兎角するうちとぼ/\足音をさせてお兼が入つて來た。
姉妹
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
惡感(をかん)の例文をもっと
(2作品)
見る
惡
部首:⼼
12画
感
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“惡”で始まる語句
惡
惡戯
惡戲
惡口
惡企
惡魔
惡漢
惡巧
惡者
惡人
“惡感”のふりがなが多い著者
田村俊子
押川春浪
平出修
若山牧水