“落花”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らくくわ35.7%
らっか28.6%
らつくわ14.3%
おちばな7.1%
はな7.1%
らくゝわ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪をふは落花をはらふにして風雅の一ツとし、和漢吟咏あまた見えたれども、かゝる大雪をはらふは風雅にあらず。
みるまにちょうど三、四十人、のかけみわたって、あたかも落花るように、咲耶子のいる向こうのけてくる!
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さはへどりがたきがなれば令孃にもなどありて、其身きたくりたけれど嫁入りの落花狼藉萬一づかへば、流石子爵どのくして
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
砂まじり白きザボンの落花の雷管に似し星の夜に思ふ
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
阿国歌舞伎でおぼえた小歌を口誦みながら、朱実は、家の裏へ下りて、高瀬川の水へ、洗濯物の布を投げていた。布を手繰ると、落花の渦も一緒に寄って来た。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
き影と、き光は、落花点々たる庭に落ちて、地を歩す、ながらむのあり。
花月の夜 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)