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落花
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らっか
ふりがな文庫
“
落花
(
らっか
)” の例文
みるまにちょうど三、四十人、
蔦
(
つた
)
のかけ
橋
(
はし
)
を
踏
(
ふ
)
みわたって、あたかも
落花
(
らっか
)
の
散
(
ち
)
るように、咲耶子のいる向こうの
峡
(
かい
)
へ
馳
(
か
)
けてくる!
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
檜
(
ひのき
)
がある。
塀
(
へい
)
がある。
向
(
むこう
)
に二階がある。乾きかけた庭に雨傘が
干
(
ほ
)
してある。
蛇
(
じゃ
)
の目の黒い
縁
(
ふち
)
に
落花
(
らっか
)
が
二片
(
ふたひら
)
貼
(
へばり
)
ついている。その他いろいろある。ことごとく無意義にある。みんな器械的である。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
帆はずたずたにさけ、
落花
(
らっか
)
のごとく雲をかすめてちった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「
今日
(
こんにち
)
、
鬢糸
(
びんし
)
、
禅榻畔
(
ぜんとうはん
)
、
茶煙軽颺
(
さえんけいよう
)
、
落花
(
らっか
)
の風——」
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
落花
(
らっか
)
地に戯れ蝶は蝶を追ひ
六百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
▼ もっと見る
法師野
(
ほうしの
)
にいる
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
のところへかけつけようとしたが、ふと気がつくと、いまの
格闘
(
かくとう
)
で、さっき
蛾次郎
(
がじろう
)
からせしめた
小判
(
こばん
)
が、あたりに
山吹
(
やまぶき
)
の
落花
(
らっか
)
となっているので
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
オオ
落花
(
らっか
)
みじん、相手はふんぷんたる白点につつまれたであろうと見ると、それとはちがって、竹童の手からパッと生まれて飛んだのは、まッくろな羽に赤い
渦
(
うず
)
のある
鎌倉蝶々
(
かまくらちょうちょう
)
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“落花”の意味
《名詞》
落 花(らっか)
散って落ちた花。
(出典:Wiktionary)
“落花”の解説
「落花」(らっか)は、Plastic Treeの通算37枚目のシングル。2015年9月2日発売。発売元はCJビクターエンタテインメント。
(出典:Wikipedia)
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“落花”で始まる語句
落花狼藉
落花生
落花啼鳥
落花微塵
落花紛々
落花随風