“落花微塵”の読み方と例文
読み方割合
らっかみじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ときならぬ春雷は、一瞬いっとき、地をふるわせ、人々のきもをおどろかせたが、落花微塵らっかみじんな威も見ぬまに、花の道中を、次の日はもううららかに、水戸へさして帰っていた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)