“らっか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ラッカ
語句割合
落花55.6%
落下33.3%
落火11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひのきがある。へいがある。むこうに二階がある。乾きかけた庭に雨傘がしてある。じゃの目の黒いふち落花らっか二片ふたひらへばりついている。その他いろいろある。ことごとく無意義にある。みんな器械的である。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かれは、絶体絶命ぜったいぜつめいかんじた。数秒すうびょうのちに、自分じぶんからだが、いくしゃくたかいところから地上ちじょう落下らっかして粉砕ふんさいするのだと意識いしきするや、不思議ふしぎにも、気力きりょくがった。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
「いってみりゃア地雷火さ。普通にゃ落火らっかというが」
怪しの者 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)