“ワラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:わら
語句割合
25.0%
25.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
超人チョウジンケル小心ショウシン恐々キョウキョウヒトワライナガラ厳粛ゲンシュクノコトヲカタレ、ト秀抜真珠シュウバツシンジュ哲人テツジンサケンデ自責ジセキ狂死キョウシシタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
出稼人デカセギニン根性コンジョウヤメヨ。フクロカツイデ見事ミゴト帰郷キキョウ被告ヒコクタル酷烈コクレツ自意識ジイシキダマスナ。ワレコソ苦悩者クノウシャ刺青イレズミカクシタ聖僧セイソウ。オ辞儀ジギサセタイ校長コウチョウサン。「ハナシ編輯長ヘンシュウチョウチタイモノワラワレマイ努力ドリョク
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「衆人熙々トシテ大牢ヲ享クルガ如ク、春、臺ニ登ルガ如シ。我獨リ怕兮トシテ、嬰兒ノ未ダワラハザルガ如ク、ツカレテ歸スル所ナキガ如シ。俗人昭々トシテ我獨リクラキガ如ク、俗人察々トシテ我獨リ悶々タリ。……」
かめれおん日記 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
尠くとも、彼の舞台に唆られた覚えのある同年輩の浪花びとの中には、この心を知つてワラはぬ者もあるだらう。
予モ君モ共ニ漢朝ノ臣タリ、マタ民ヲヤスンズルヲ以テ徳トシ任トスル武門ノ棟梁トウリョウデハナイカ。仁者相争ウヲワラッテカ天ハ洪々コウコウノ春水ヲミナギラシ、君ノ帰洛ヲ促シテイル。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)