“聖僧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひじり42.9%
せいそう28.6%
どるいど14.3%
セイソウ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まず日本の仏法を亡ぼさんがために碩学高徳の聖僧ひじりの魂に食い入って、その道念を掻き乱そうと企てたのであろう。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
如何いかんとなれば、乘客等じようかくらしかころしてじんさむとせし、この大聖人だいせいじんとく宏大くわうだいなる、てん報酬はうしうとしてかれ水難すゐなんあたふべき理由いはれのあらざるをだんじ、かゝ聖僧せいそうともにあるものは、この結縁けちえんりて
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
コノール 聖僧どるいどよ、この世には、わしのした行為ことよりほかに、青年が殺されることもないのか? 尊い名が塵に堕ちることもないのか?
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
出稼人デカセギニン根性コンジョウヤメヨ。フクロカツイデ見事ミゴト帰郷キキョウ被告ヒコクタル酷烈コクレツ自意識ジイシキダマスナ。ワレコソ苦悩者クノウシャ刺青イレズミカクシタ聖僧セイソウ。オ辞儀ジギサセタイ校長コウチョウサン。「ハナシ編輯長ヘンシュウチョウチタイモノワラワレマイ努力ドリョク
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)