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聖僧
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せいそう
ふりがな文庫
“
聖僧
(
せいそう
)” の例文
如何
(
いかん
)
となれば、
乘客等
(
じようかくら
)
は
爾
(
しか
)
く
身
(
み
)
を
殺
(
ころ
)
して
仁
(
じん
)
を
爲
(
な
)
さむとせし、
此
(
この
)
大聖人
(
だいせいじん
)
の
徳
(
とく
)
の
宏大
(
くわうだい
)
なる、
天
(
てん
)
は
其
(
そ
)
の
報酬
(
はうしう
)
として
渠
(
かれ
)
に
水難
(
すゐなん
)
を
與
(
あた
)
ふべき
理由
(
いはれ
)
のあらざるを
斷
(
だん
)
じ、
恁
(
かゝ
)
る
聖僧
(
せいそう
)
と
與
(
とも
)
にある
者
(
もの
)
は、
此
(
この
)
結縁
(
けちえん
)
に
因
(
よ
)
りて
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
然
(
しか
)
り、
銀
(
ぎん
)
の
鼎
(
かなへ
)
を
捧
(
さゝ
)
げた
時
(
とき
)
、
園
(
その
)
は
聖僧
(
せいそう
)
の
如
(
ごと
)
く、
身
(
み
)
も
心
(
こゝろ
)
も
清
(
すゞ
)
しかつた。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
聖
常用漢字
小6
部首:⽿
13画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“聖僧”で始まる語句
聖僧気