“鴆毒”の読み方と例文
読み方割合
ちんどく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「耳掻き一杯ほどの鴆毒ちんどくでも、何百金を積まなければ手に入るものではない、——イヤ何百金積んでも手に入らないのが普通だ」
ソクラテスは鴆毒ちんどくおわったち、暫時の間は、彼方此方あちらこちらと室内を歩みながら、平常の如くに、門弟子らと種々の物語をして
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
幸田露伴先生宴会の愚劣なるを痛罵つうばし宴席の酒を以て鴆毒ちんどくなりと言はれしが世の人の心はまたさまざまなり。
桑中喜語 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)