「耳掻き一杯ほどの鴆毒でも、何百金を積まなければ手に入るものではない、——イヤ何百金積んでも手に入らないのが普通だ」
必ずや鴆毒にちがいないので、鴆毒ならば南蛮渡来の品だから、容易にその出所を知ることは困難ですが、しかし、いよいよとならばそれもまた大いに必要な探査でした。
“鴆毒”の解説
鴆毒(ちんどく)は、鴆と呼ばれる空想上の鳥の羽の毒。猛毒であったとされ、後世にはそのような猛毒、あるいは毒物の総称として用いられ、害毒の比喩表現としても用いられた。
(出典:Wikipedia)
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