“徳命観梅”の読み方と例文
読み方割合
とくめいかんばい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
記録によれば正月の末、城下千光寺の徳命観梅とくめいかんばいの日でござった。義伝公の梅見の酒へ毒を盛りました。それは世にも恐ろしい鴆毒ちんどく、さすがの豪傑もほりの石橋まで馬を返してたおれました。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)